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【主催セミナー】エボラ出血熱流行と文学からの応答――ヴェロニク・タジョ『人間たちとともに』を読む

TINDOWSでは来る10月15日に、村田はるせ先生(京都精華大学非常勤講師)をお招きして、講演を行っていただくことになりました。詳細は以下のとおりです。みなさまのご参加をお待ちしております。

※当日参加ご希望の方は、会場参加、オンライン参加ともに、下記フォームより10月11日(金)までにご登録ください。


日時:

2024年10月15日(火)16時~17時半


会場:

東京大学駒場キャンパス14号館407号室 および オンライン(Zoom を使用)


要旨:

 コートジヴォワールに出自がある作家ヴェロニク・タジョは『人間たちとともに』(2017)で、西アフリカでの2013-2016年のエボラ出血熱流行を描いた。これはルワンダでのジェノサイドを主題とする『神(イマーナ)の影』(2000)に続いて、タジョがアフリカでの現実の災厄を取りあげた作品である。両作に共通するのは、複数の架空の証言を積みあげるという手法である。本報告では、タジョの執筆活動における両作品の位置づけをみたのち、報道や調査報告を補完して文学として出来事に応答しようとする作品として、『人間たちとともに』を考察する。


主催:

環インド洋地域研究プロジェクト東京大学拠点(TINDOWS)


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